2011

直ちに影響はない?

2010

土佐弁

2008

ダイエット2
ダイエット

2006

伊勢海老

2004

歯がまた消えた
英会話2

2003

英会話
歯が消えた
強い歯

2002

フライ病
お弁当・大ピンチ
カルフール
今度はNHK
HP映画化?
First Blood
アーバントレッキング
不思議な話
方言
フライことわざ集
雑誌掲載
リアップ
青物よ、お前もか!
アクシデント2






I'm enjoying

仕事の都合で渋々始めた英会話だが、いざやってみると結構楽しい。最初は言いたいことがほとんど表現できず歯がゆい思いをしたが、慣れ てくると少しずつ話せるようになり週1回のレッスンが待ち遠しくなってきた。ではどれくらい上手くなったかというと、実は始めた頃とそれほど変わっていな い。相変わらず文法を無視した、しどろもどろの単語の羅列で喋っているし、難しい単語や複雑なフレーズは聞き取れないし理解もできない。映画は相変わらず 字幕なしでは何を言っているかほとんど解らない。


Body language

でも、上手く話せなくても相手に自分の意志を伝える工夫が少しずつできるようになった。適切な英単語が判らなければ、自分の知っている 違う言葉、違う表現に置き換えることを考える。それでもだめなら絵を描いたり、手真似足真似で説明する。複雑で抽象的な内容でなければ、たいていのことは 伝えられることが判った。たとえば屋根瓦を英語でどう説明したら良いか解らないときは

I don't know how to say it in English. 英語でなんていうか知らないけど
It's on the roof, and looks like fish scale 屋根の上にある魚のうろこみたいで
It's made of ceramic. セラミックでできているの

などと話して、屋根の絵を書いて示せばたいてい判ってくれる。私の場合は英語がすぐに上達できる訳ではないので、このような手段を選ば ない工夫の方が重要だ。相手の言っていることが聞き取れない場合は逆に解るまで質問して自分の英語力に合わせてもらえばいいことも解った。マシンガンと火 縄銃ほどもある英語力の差を埋めるにはいろんな工夫が必要だ。私は以前ヨーロッパに出張したとき英語が話せずパニックになった経験がある。何を言っている か聞き取れないし、言いたいことも言えなかった。英会話のレッスンはそれと同じような状況を再現してくれる。カナダ人の英語の先生は日本語をかなり話せる のだが、私はそんな状況に陥ることを想定しているので意地でも日本語を使わないことにしている。先生もそれを理解してくれているのか、よほど困ったとき以 外は日本語の助けを出さない。こんな感じで私の英語のコミュニケーション能力(英会話力と言えないところが悲しい)は少しずつ増してきた。でも、もし私の 手足を縛ったら、きっと言いたいことの半分も表現できなくなることだろう。

Drunk English

一度英語の先生と授業の後に飲みに行ったことがある。驚いたことに私は英語を喋りまくっていた。何を話したのかはあまり憶えてないが、 アルコールが英会話 力を増す訳はないので、ヒジョーに怪しい英語だったことだけは間違いない。先生もさぞかし迷惑だったことだろう。意味不明なカタコト英語を喋りまくる怪し い東洋人のおじさんは周りにどのように映ったことだろう?


目からウロコ

私の英会話のレッスンは日常的で簡単な英会話なのだが知らなくて驚くことが多い。こんな簡単なことも知らないのかと笑われるかもしれな いのだが、私には新 鮮な驚きだった。私の英語の実力は所詮こんなものだ。


What do you do? あなたは何をする? ではなく、 あたなの職業(学校)は? という意味。 What's your job? でも通じるが乱暴な言い方らしい。
What does she like?
What does she look like?
どんな性格ですか?
どんな容姿ですか? と使い分ける。
Why don't you try this fly? なぜこのフライを試さない? と強制されるように思うが、  このフライを試してみない? と勧める意味合いの表現。 
will と be going to Would you like to go to a party on Sunday?
日曜にパーティに行きませんか? の誘いに対して、釣りの予定が入っていて断るときは
I'm sorry. I will go fishing on Sunday.
と答えるのは相手に対して失礼になるそうだ。 I will という表現は、相手の問いかけに対して釣行をその場で決めたことになるので
I am going fishing on Sunday. または I am going to go fishing on Sunday.
と既に決めていたという意志を伝えるべきだそうだ。going fishing が強い意志、going to go fishing が「行こうと思う」位のやや不確定な意志を表すそうだ。 be going to を単に「しようとしている」と憶えていたがwillとこんな使い分けをするとは知らなかった。
skin head 髪の毛の無い頭の表現だと信じていたが、髪の毛を剃った危 ない人達を指すそうで、普通は He's bald (彼は頭がハゲている)と表現するらしい。
5 fish fishは集合名詞なので複数でも、同じ種類の魚なら fishesという表現はしない。
I caught 5 fishes は間違いで I caught 5 fish が正しい。
9 foot fly rod 名詞の前に長さや金額などの単位がくるときは通常複数形で 使われる単位が単数形になる。
This is 5 dollars. →  It's a 5 dollar bill.
フライロッドの場合も同じで 9 feet rod とは言わずfeetの単数形footを使いる。
This rod is 9 feet long →  It's a 9 foot rod.

こうしてみると、いかに釣りの話題が多いかがわかる。私の英会話レッスンはだいたい

What's new? どうだい?
I went to fishing in Nara prefecture last weekend. 週末に奈良に釣りに行った
Did you catch fish? 釣れた?
Yes. I caught a lot of fish, but I released all. うん、たくさん釣れた。でもみんな逃がした

てな感じで始まることが多い。英会話の話題がどうしても釣りの方に行ってしまう。仕事のためと言いながら、 いつかは海外の有名なフィールド(英語ではfield ではなくspotを使うようだ)でガイドと英語 のジョークを言いながら楽しい釣りがをする事を夢見ている。そしてそのための英会話なら苦にならない。