2011

直ちに影響はない?

2010

土佐弁

2008

ダイエット2
ダイエット

2006

伊勢海老

2004

歯がまた消えた
英会話2

2003

英会話
歯が消えた
強い歯

2002

フライ病
お弁当・大ピンチ
カルフール
今度はNHK
HP映画化?
First Blood
アーバントレッキング
不思議な話
方言
フライことわざ集
雑誌掲載
リアップ
青物よ、お前もか!
アクシデント2

二十数年前、私がまだ初々しい高校生だった頃、私は両親から離れ寮生活をしていた。初夏の夜9前頃、みんなが食堂で夜食のインスタント ラーメンを作ったりしてくつろいでいる時、2階の部屋で一人のんびりしていたら、開けっ放しの入り口から女性の泣き声が聞こえてきた。 ヒッ、ヒッと時 々しゃくりながら扉のすぐ横、自分から3m足らずのすぐ近くで泣いている。男子寮に女性がいるはずもないので「あれ?」と思い外に出ると誰もいない。入り 口まで2m。わずか2秒足らずで外に出たのに不思議だ。10m以上ある廊下には隠れるところはない。走って逃げれば足音が聞こえるはずだ。 

おかしいなとおもったが、寮にはまだ声変わりしていない中学生がいて、ひょっとして彼が先輩にいじめられたのだろうと、1階まで降りて いったら本人は何事もなく笑ってくつろいでいる。じゃあ誰が? みんなに聞くが心当たりがない。「空耳だ」、「お化けだ」などと好き放題言われ笑われた。 距離と位置が特定できるくらいにあんなにはっきり聞こえたのに幻聴とも思えないのだが...  

納得がいかななくても解らないものはしょうがない。そのまま忘れていたら、2時間後に正面の部屋の同級生が真っ青な顔で私の部屋に飛び 込んできて言った。女の泣き声が聞こえる! 彼の相部屋の先輩も聞いたそうだが、その時は私には聞こ えなかった。あれは一体何だったのだろう?