フライフィッシングのコラムなんて肩肘はった内容を書いていたら、後が続かなくなった。もっと思いついたこと気楽に書いてみたい。エッ セイ、随筆なんてたいそうなものではなく、自分自身に語りかける独り言のようなもので良いから、自分の思い、経験など何でも気楽に、素直に書けるページが 欲しくなった。

私は、子供の頃から作文が大の苦手で、思いついたことをすらすら書ける人がうらやましかった。そんな私が、こともあろうに自分から進ん で、インターネットに自分の書いた文章を公開するようになるなんて信じられないことだ！　怖々始めた自分のホームページだが、見てくれる人がいて、いろ んな意見や励ましもらったときは嬉しかったし、始めて良かったと思う。小説家やジャーナリストなど物書きの魅力とはこういうものかな？　と少しだけ判った ような気がしている。

とは言っても、苦手なものはやっぱり苦手。どんなに考えても大した文章が浮かんでくるわけでは無い。そんなわけで、文学的表現など皆 無の、味も素っ気もないとりとめのない文章になると思うが、まあ暇な人は斜め読みで良いので付き合ってください。

日置川釣行時に人気のない山中で見つけた案山子。ロープを巻きつけ、 文字通り体を張って畑を何かから守ろうとしているその姿に不気味さを 通り越したけなげさを感じた。でももし夜中だったら、きっと恐ろしくて アクセル全開で走り去ったことだろう。