丸竹ロッドとは
竹の種類

高野竹

矢竹

丸節竹

布袋竹

真竹

竹の採取
竹の乾燥
生地組
芽取り・袴取り
火入れ・矯め
穂先
継ぎ手
塗装
ガイドの取付
フィニッシュ




取ったばかりの竹は水分を含み重く弱いため、竿を作る前に乾燥させる必要がある。


天日乾し

取って来た竹は緑色が取れるまで2〜3ヶ月屋外で日光に当てる。暖かい季節だとカビが生えたり虫が付いたりするので、気温が低い冬から 春先かけて行うほうが良い。つまり竹は晩秋から初冬に取ることになる。冬なら雨に濡れても特に問題ないので雨天を気にしなくて良い。

天日乾し


陰干し

天日干しが終わったら、約1年ほど室内で陰干しする。 本格的な和竿は3年以上寝かせるようだ。どうしても1年待ちきれない場合は、 3ヶ月もすれば竹の水分はかなり抜けるので、竿を作れないことはない。 ただし、火入れ後の曲がりが大きいため、完成後しばらくは火入れして手直しすることになる。

室内乾燥