丸竹ロッドとは
竹の種類

高野竹

矢竹

丸節竹

布袋竹

真竹

竹の採取
竹の乾燥
生地組
芽取り・袴取り
火入れ・矯め
穂先
継ぎ手
塗装
ガイドの取付
フィニッシュ




日本は気候が温暖で、色々な種類の竹が生えている。竹は種類によりそれぞれ特徴があり、 それらの特性をうまく活かせば、いろいろなアクションのフライロッドを作ることができる。ここでは、丸竹ロッドに使う代表的な竹の種類と、その特徴を簡単に紹介したい。またこれ以外の竹も使えるので、色々チャレンジするのも面白く新しい発見があると思う。


高野竹
高野竹 (スズ竹)

節が低く肉厚の美しい竹。太平洋側の800m位の場所に群生する。昔紀州の高野山の近くてよく取れたのでこの名前がついた。ヘラ竿の穂持ちに使われる。
矢竹
矢竹

節が低く、節間が長く、茎の断面が真円に近い竹。和弓の矢の材料に使われることからこの名が付いた。
丸節竹
丸節竹

節が太いため、和竿ではあまり使われないが、肉薄で軽いため軽快なアクションのフライロッドができる。
布袋竹
布袋竹

肉厚で、硬く、ねばり強いため、フライロッドのティップに向いている。

真竹
真竹

条件が良いと直径14cm、高さ15mの大きさになる大型の竹。裂いた竹片を削って穂先(削り穂、合わせ穂)の材料に使用する。三角に削って六角バンブー ロッドを作ることもできる。
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トンキンバンブー

日本の竹ではないが、六角バンブーロッド用に輸入されたものを入手できる。繊維が荒く少し重いが、肉厚のパワーファイバーの硬さはピカイチ