丸竹ロッドとは竹の種類高野竹矢竹丸節竹布袋竹真竹竹の採取竹の乾燥生地組芽取り・袴取り火入れ・矯め穂先継ぎ手塗装ガイドの取付フィニッシュ |
特徴名前は節の部分が丸く膨らんでいることに由来する。竹の皮は節間の半分くらいで茎と皮の独特のコントラストで他の竹とすぐ見分けが付
く。
新子は全く枝が無いが、年数が経過するに従い同じ節から複数の枝が出る。個体差が大きく、ティップに適した直径数mmで高さ1m前後の物から、直径
20mm以上、高さ5m位になるものまで太さもテーパーも生えている場所により異なるため、一ヶ所だけでなくいろいろな場所で竹を集めるといろいろな竹が
取れる。高野竹や矢竹に比べ、節が大きく、幾分弱いためか和竿ではあまり使われないが、肉薄で軽いため、軽快なアクションのフライロッドを作ることができ
る。 古くなると節からたくさんの枝が出る
取れる場所里山の林の境界や、河原に普通に見られる雑草のような竹。 用途バット肉薄で軽いため、グラスとグラファイトの中間位の軽快なアクションのロッドを作ることができる。高野竹や矢竹と比べると幾分弱いのだ が、軽く返りが 早いため、以外と性能のいい竿ができる。強度不足と、曲がり癖が付きやすい不安はあるのだが、新子の丸節竹をバットに使ってみるのも面白い。 ミドル、ティップ個体差が大きいため、フライロッドのティップに適した物を探しやすい。軽く返りの早い、軽快で繊細なティップを作ることができるが、他 の竹と比べて 幾分弱いため注意が必要。特に節の部分を芽の反対方向に曲げると比較的弱い力で折れてしまう。 |