はじめに
管理釣り場の種類
対象魚
タックル
フライ
釣り方
魚はどこにいる?
管理釣り場紹介




一口に管理釣り場と言っても、小さな釣り堀から本格的な河川利用した場所まで様々で、色々な釣り方を楽しむことができる。


止水・釣り堀

都市近郊に多い小規模な管理釣り場。コンクリート護岸の釣り場だと足場が良く、魚がすぐ近くを泳いでいているので遠投が不要で初心者で も釣りやすい。サイトフィッシングが可能な場所は、新しいフライの効果を調べるのにも有効だ。ライトタックルとフローティングラインの組合せが一般的だ が、ある程度の水深があればシンキングラインの釣りも面白い。

管理釣り場1


渓流仕切釣り堀

渓流を、一定の間隔で区切った釣り場。関西ではエサ釣りと同じく、入った人数に応じてその場で放流してくれる釣り場も多い。初心者でも 釣りやすいので、本格的な渓流の釣りを始める前の練習にも良いだろう。

管理釣り場2

ポンドタイプ

ある程度の大きさの本格的な止水管理釣り場。釣り場のために造成された人工池はバックが広く水深2〜3m前後のフライで釣りやすいとこ ろが多いが、河川の堰堤を利用した釣り場は、バックが斜面のため桟橋が無いとフライでは釣りにくい。低番手から、遠投用の高番手まで、フォローティング、 シンキングラインと色々なタックルを使って色々な釣りができる。魚は池全体に散らばるのではなく、季節や水温によって特定の場所に集まることが多いので、 釣る場所とタナ(水深)の選定が重要になる。

管理釣り場3

自然渓流利用

自然渓流をそのまま利用した管理釣り場。ウェーダーが必要な釣り場もあり、釣り方は自然渓流とほぼ同じで渓流用のタックルをそのまま使 うことができる。アマゴ・ヤマメが放流されていると(特にプールにいる魚は)恐ろしくスレていることが多く、魚はたくさんいるのに釣れずない歯がゆい思い をする事がある。放流が年一回で解禁後数週間でほとんどの魚が抜かれてしまう都市近郊の渓流よりは、私はこちらの方が面白いと思う。

管理釣り場4

河川中流域利用

川幅が広く、ときには遠投も必要となる。水量のある重たい流れを攻略するには、流れの筋をよみ、リーチやメンディング等で不要なドラッ グを回避する技術が不可欠となる。特に、シンキングラインで川底を探ろうとするとかなり難しい。難易度はトップクラスで、高番手ロッドやスペイキャストな ど、大河川の大物釣りの練習にも良い。