欲張りなアマゴ

初夏の渓流で、＃１２のハーズイヤーでアマゴをかけ、水面から引き抜いたらすぐフックが外れて水際に落ちた。そのアマゴを見ると、なんと７ｃｍほどのカワムツをくわえている。大きすぎて飲み込めないのか口から胴体が半分出ている。カワムツを抜いてみると頭の方は白くなり溶けかかっていた。

途中でフックが外れてしまったので、どんな状態でフッキングしたかはわからないが、頭からあがってきたので、口の周りにかかっていたことだけは確かだし、おそらくフライに向かってアタックしてきたのだろう。あれほどの獲物をくわえていても、フライに反応するなんて、アマゴって相当欲張りな魚だ。