アオサギの昼寝
へび
アクシデンド
トビとアマゴ
ねこが釣れた
思い出の谷
欲張りなアマゴ
鉄砲水
痛くない話


まだ若い頃、金木戸川の源流にイワナを釣りに行ったときの経験だ。重い荷物を背負って険しい谷を、半日以上かけて登り、テントを張り一 泊したが、翌日天候が下り坂になってきたので、用心のため安全な下流部まで引き返した。

夕方テントを張り終わり、イワナを狙って開けた瀬でのんびり釣りをしていたときだった。特に雨も降っていないのに急に水が濁ってきた。 おかしいなと思っていると、くるぶし位の水位が1分もしない間に膝の上まで来た。どうやら上流で雨が降り小規模な鉄砲水が起きたようだ。開けた下流部に 下ってきてもこの量だから、逃げ場のない源流部に残って釣りをしていたら、結構やばいことになっていたと思う。

玄倉川でキャンパーが流された事故も痛ましかったが、 山岳渓流やダムの下流での釣りは、急な増水の対処を忘れない方が良い。