目次
ティペット/フック
リーダー/ティペット
フライライン
ループ
バッキング/リール
ノットの強度比較





インプルーブドクリンチノット(Improved clinch knot)

ここで紹介するノットの中で最も簡単。結ぶときに切り捨てるティペットも短いため、頻繁にフライを交換するフライフィッシングに適して いる。便利なノット だがそれほど強くない。


ティペットをアイに通し8回ねじる(4回転する)

ティペットの端をアイ側の隙間に通しループを作りさ らにそのループに通す。

ループを締めて固定して完成


トライレーンノット(Trilene knot)

クリンチノットの改良版で、ここで紹介するノット中で最も強度のある結び方。アイにティペットを2回通さなければいけないので、 ヘッドセメントで塞がりかけたフライのアイにティペットを通すときはいらいらするが、結ぶときに切り捨てるティペットも、インプルーブドクリンチノットと ほぼ同じなので、頻繁にフライを交換するフライフィッシングに適 したお勧めの結び方。


ティペットをアイに2回通す

8回ねじってから(4回転)アイにできたループに ティペットの先端を通す。

ループを締めて固定して完成

ピッツェンノット(Pitzen knot)

強いノットだが、フライ交換時に切り捨てるティペット長が他のノットより多いので、頻繁にフライを交換するとティペットがすぐに短く なってしまう。


ティペットをアイに通してから反対側にループを作 り、そのループの上をティペットの端側で4回転巻く。

ティペットの先端をアイ側の隙間と反対側のループに 通す。

ループを締めて固定して完成


ダンカンループ(Duncan loop)

ユニノットとも呼ばれる。比較的簡単に結べるが、フライフィッシングで使う細いティペットではそれほど強くない。ここで紹介する4種類 のノット中で最も弱かっ た。


ティペットをアイに通して折り返す

折り返したティペットでループを作り、ループの中を 4回巻く。

ループを締めて固定して完成


クリストファー2ノット(Christopher 2 knot)

色々試していて偶然見つけたノット。ここで紹介するのノットのなかで2番目に強く、アイにティペットを1回しか通さない結び方では私の 知ってノットの中で一番強い。もし他になければ「ふりーすとんノット」と名前を付けようかとインターネットを検索したら既にD.R.Gore氏によ り発明 され American Anglerに紹介されていることを知りがっかりした。

私が考えた結び方


ティペットをアイに通してループを作り、4回巻く

ループを締めて固定して完成

D.R.Gore氏の結び方(こちらの方が簡単)


ティペットをアイに通し折り返して4回ねじる

ねじってできたループにフライを通す


強度比較


順位
ノット
お勧め度
1
トライレーンノット ☆☆☆
2
クリストファー2ノット ☆☆
3
ピッツェンノット
4
インプルーブドクリンチノット ☆☆(結び易さを評価)
5
ユニノット

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