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フライラインは、中空に編まれたブレイデットラインの上に、 合成樹脂の被覆をかぶせた構造になっている。この中空の部分に、スプライスしたいラインを引き込み接着する。ラインとラインの接続はもちろん、ラインとリーダーのスプライスも出来る。 必要な道具ピンバイス
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| ピンバイスで、フライラインの中心にニードルを芯を はずさ ないよう注意深く1.5cm以上差し込む | ![]() |
| 針先をラインの外に出す。 | ![]() |
| ピンバイスを外し、今度は針先の方を固定する。 |
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| リーダーのバット部をサンドペーパーで削って扁平に してか ら、良く切れるはさみで真ん中から縦に割って細くする。 | ![]() |
| スプライスニードルの針穴に細くしたリーダーバット 部を入れピンバイスを引っ張り、フライラインの中にリーダーを引き込む。 | ![]() |
| ニードルをフライラインより引き抜いてリーダーをフ
ライラインの中に通す。 |
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| 接着剤が着き易いよう、リーダーのフライラインに引
き込む部分にサンドペーパーをかけてから、瞬間接着剤を一滴たらして、リーダーをフライラインの中に素早く引き込む。 |
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| フライラインから出た余分なリーダーを切り落とす |
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| リーダーを取り出した穴の上にタイイングスレッドを
巻いて
から瞬間接着剤で補強する。これをしないと、使っているうちに穴の部分からラインの被服がひび割れて剥がれてしまう。 |
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シューティングヘッドとランニングラインをスプライスすると、継ぎ目がガイドに引っかからず、ほどんどWFラインと同じに使える。ま
た、フローティングラインとシンキングラインをスプライスすれば自分だけのシンクティップラインを作れる。
低番手のWFラインあまり遠投をしないので、傷むのはヘッド部だけで、ランニング部は痛まない。特に後ろの方は新品同様だ。傷んだヘッ
ドを切り落
としてひっくり返して、ハーフカットしたDTラインをスプライスすれば、1サイズ小さいリールに収まるオリジナルWFラインを作ることができ
る。

| ランニングラインの先端5cmほどを、アセトンや
ラッカーシンナー等に浸けて柔らかくした後、被覆をはぎ取り芯線の編線をむき出しにて先端約1cmを針でほぐす |
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| 太いほうのフライラインの中心にスプライスニードル
を芯をはずれないよう注意深く1.5cm以上通したあと、ラインの外に出す。 |
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| ピンバイスを外し、今度は針先の方を固定する。 | ![]() |
| 針でほぐしたランニングラインの先端が針穴に通り易
いよう半分
ほどをカットしてニードルの針穴に通す |
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| ニードルを引いてランニングラインを引き込み先端を
外に出す |
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| 芯線に接着剤をつけてフライラインの中に引き込む |
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| 引き出した芯線をカットして、芯線を抜いた穴の部分 にタイイングスレッドを巻き、瞬間接着 剤で固めて補強する。 | ![]() |
フライラインとバッキングや、シューティングヘッドとモノフィラメントランニングラインの接続はニードルノットにするとつなぎ目がロッ
ドのガイドにがかりにくい。このノットは接着剤不要で簡単なため、スプライスニードルを持っていけば、釣り場でもできる。

バッキングラインの先端をほぐし、ニードルに入る大きさにして、スプライスニードルの針穴に入れる。5mmほどフライラインに通して、 フライラインの外に引き出し、後は通常のネイルレスネイルノットで固定する。