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フライでどんな魚が釣れる?
フライで挑戦

シリコンミノー

カマスやタチウオのように歯の鋭い魚に使うフライはとにかく丈夫でないといけない。 フレッシュウォーター用の普通のストリーマーを使うと 1尾釣るだけでフライがバラバラになってしまう。 シンセティック素材のウィングをエポキシ樹脂で固めたサーフキャンディは丈夫なフライだが カマスの鋭い歯にはそれでも強度不足で何尾か釣ると割れたりするので エポキシに替わりにシリコン系接着剤(セメダインスーパーX)で固めたら、 適度な硬さで丈夫なフライを作ることができた。

マテリアル

フック #6 私は土肥冨1930BL(バーブレス)を使っている
ボディ下巻き ソルトウォーターフラッシャブー
ウィング スーパーヘアー(ホワイト/オリーブ)、サイドにフラッシャブー
アイ ルアー用アイφ4mm
ギル 赤のビニールテープ
コーティング セメダインスーパーX(クリア)
硬化の速いスーパーX2やボンドSUより、ゆっくり硬化するので失敗が少ない

作り方

シャンクにソルトウォーター用の幅広フラッシャブーを巻き、スーパーヘアーのウィングを取り付ける。 ファイバーの量はフライの大きさや用途によって違ってくると思うが、 私の場合#6のフックで白とオリーブを30本ずつ(10本のファイバーを三つ折りにしてカット) の合計60本のファイバーとしている。 ウィングの両サイドにはフラッシャブー(2本を二つ折りで4本)も取り付ける。


細身のフライに仕上げたいので、 ファイバーが広がらないようタコ糸等で縛ってから、セメダインスーパーXを薄く塗って固定する。


10分ほど乾燥させてからアイとギルを貼り付ける。


表面が均一になるようセメダインスーパーXをたっぷりコートする。 このときフックベントより少し長めにコートするとキャスト時にウィングが フックに絡むのを防止できる。


均等なコーティングにするため、ロッドフィニッシュ用のモーターで1時間ほど回転させる。