渓流
アマゴ/ヤマメイワナ管理釣り場ニジマスブラウントラウト河川コイオイカワ/カワムツ海ボラメッキカマスカマスフライスーパーヘアーミノーシリコンミノーフライでどんな魚が釣れる? フライで挑戦 |
特徴カマスはフライによく反応する魚で、 群れに当たると入食いとなり数釣りが楽しめる。 早朝の地合が終わって餌釣りやルアーが釣れなくなっても、 フライだけ釣れ続けることも珍しくない。 また食べても美味しい魚だ。開いて干物にするのが一般的だが、 釣ったその日に食べる新鮮なお造りは釣り人の特権だし、 酢〆して押し寿司にしても美味しい。 渓流魚のような乱獲の影響が出にくい魚なので、適度な量を 持ち帰って食べる分には問題はないだろう。 釣り方海のフライフィッシングは高番手のシューティングヘッド を遠投するスタイルが一般的だが、カマスは防波堤の 比較的手前の底近くに付いていることが多いので、 あまり遠投する必要はない。普通は２０ｍ投げれば十分 なので中・低番手のロッドが使用できる。 カマスの釣りはタナが深いことが多く、タイプⅥのシンキングライン を１分以上沈めることもあるので、効率よく探るためにできるだけ シンクレートの高いシンキングラインを使う。 リーダーはどんなものでもよいが、カマスは歯が鋭いので切られないよう、 先端には３～５号の硬いフロロカーボンのショックティペットを継ぎ足しておくとよい。 シューティングヘッド
シューティングヘッドを使うときは、リトリーブ時にヘッドが 浮き上がらないよう水の抵抗が少なく沈み易いランニングラインを選ぶ。 カマスが岸近くに付いている場合は、あまり遠投せず カマスの付いているポイントより少し向こう側にキャストして ランニングラインをすこし送り出してから 沈ませてると手前の深場をトレースできる。 遠投しすぎるとリトリーブ中にフライが浮き上がり タナを外れてしまう。 フルシンキングライン
材質が均一なウェイトフォワードフルシンキングラインはラインベリーから 先に沈むので根がかりし易いが、防波堤ではその特性を逆手にとって 底付近を長くトレースすることができる。 フライフライにあまり拘らない魚なので、細身の魚の形をしたフライな らほぼ何でも釣れる。私は#6～10番のロングシャンクフックに バックテールやシンセティックマテリアルのウィングを付けた だけのシンプルなミノーフライを使っている。 
スーパーヘアーとフラッシャブーウィングのシンプルなフライカマスは非常に歯の鋭い魚で普通のフライだと２～３尾釣るだけで ばらばらになってしまう。手返しよく釣るためにあまり凝った ドレッシングをせず、できるだけ丈夫に仕上げるようにしている。 ボディマテリアルはスレッドを巻き止めただけだと、１尾釣るだけで 切れて解けてしまう。 ヘッドセメント塗ったくらいではほとんど効果がなく、 エポキシ樹脂でコートしても数尾で壊れてしまう。 私は、フックにゴム系の接着剤(ボンドＧ１７)を塗りその上から マテリアルを巻きつけて接着している。 これだとカマスの鋭い歯でマテリアルが切れても解けない。 補強が面倒なら省略してウィングだけのフライでも十分釣れる。 |