目次
フライロッド
フライリール
バッキング
フライライン
リーダー
ティペット
フライ


フライリールにフライラインを巻くときは、通常スプールに直接巻かず、バッキングラインという下巻きをしてからその上にフライラインを巻くようにする。


バッキングラインの目的

  1. フライラインを全部引き出すような大物に対処する
  2. リール一回転で巻き取ることができるフライラインの量が多くなる
  3. フライラインの巻き癖を少なくする
  4. ドラッグの効きをスムーズにする

バッキングラインはダクロン等の編み糸で作られ、20ポンドと30ポンドのものが売られている。通常は20ポンドで充分だが、太いティ ペットで大物を釣るときは30ポンドを使う。 海釣りで使われるPE(高強度ポリエチレン)ラインもバッキングに使える。 値段は少し高いが、同じ強さならダクロンより細いため、同じスペースにより長いバッキングラインを巻くことができる。


値段が安いからといって、ナイロンモノフィラメントをバッキングに巻くのはやめた方が良い。ナイロンは水を吸うと膨張するので、リールのスプールが変形 してしまうことがある。高くてもフライフィッシング用のバッキングラインを使うべきだ。

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