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フライラインの表示フライラインの表示は、ラインの形状を表す先頭二文字のアルファベット、ラインウェイトを表す数字、ラインの材質を表すアルファベット
とローマ数字で構成される。下記のWF6SUの表示は、ウェイトフォワード6番、シンキングラインタイプU(ファーストシンク)を表す
形状WF(ウェイトフォワード)、DT(ダブルテーパー)、ST(シューティングテーパー)があるが、遠投の効くWFがおすすめ。渓流の釣
りしかしないのならDTでも良い。STは遠投用のラインで扱いにくいため初心者にはあまり勧められない。 WF(Weight Foward)
参考:ヘッドの長さ(Scientific Anglers社)
DT(Double Taper)
ST(Shooting Taper)
モノフィラメントや、フローティングランニングラインとつないで使用する。海や湖、大川等開けた場所でロングキャストが必
要なときに有利だが、ランニングラインが絡まりやすいので、それ以外の用途にはあまり向いていない。 ランニングラインの種類
ラインウェイト(重量)
ライトラインラインウェイトが軽いほど、フライキャスティング時の腕への負担が少なく、楽に投げられる。また、ラインが軽いほど、空中での落下速度 が遅いため、ヘビーラインよりスロースピードでゆったりしたストロークのキャスティングをすることができる。渓流等の近距離の釣り釣りは#2−#4位のラ イトラインが中心となる。しかし最新の高弾性のファーストアクションロッドを使えば、ファイバーグラスやバンブーロッドを基準とした番手より2番軽いライ ンでも同じ釣りが可能なため、風がなければ、湖など開けた場所での遠投も可能だ。たとえば標準的な、9フィート4番のファーストアクションロッドは30 ヤードWFラインをフルラインキャストできる能力を持っている。 ヘビーライン海や湖など開けた場所では強風が吹いていことが多いので、風の影響を受けにくい重いラインが有利だ。またシンキングラインの場合、同じ 材質であっても、番手が大きいほうが沈む速度が早いので、深場を探る釣りに向いている。重いフライや空気抵抗の大きいフライを投げるときも重いラインの方 が投げやすい。しかし遠投に関しては、ラインが重いほど有利だと思いこみがちだが、そうでもない。8番以上のラインは想像以上に重く、遠投するにはかなり の腕力が必要で、1日中振っていると疲れてしまう。風がなければ6番位の方が軽くて振りやすいし、私の場合は腕力がないせいか、キャスティングできる距離 は8番も6番もほとんど変わらない。 材質フローティング(F)コーティングに気泡を含み水に浮く。ドライフライ等、インディケーターニンフィング等、表層の釣りに最も一般的に使われる。キャスティ ングしやすく、扱いやすいので、入門で最初に買うラインは、フローティングがお勧め。 シンキング(S)ストリーマや、ウェットフライを沈めて釣るときに使用する。沈む早さには、いくつかの種類があり、T〜Wのローマ数字で表される。用途 により使い分ける。 参考:ラインタイプと沈下速度(Scientific Anglers社)
シンクティップ(F/S)先端部数メートルがシンキングで残りはフローティングになっているライン。先端部以外は水に浮くため、メンディングやピックアップがや りやすい。河川でのウェットフライの釣りや、ニンフで深場をスロースピードで探るときに向いている。シンキング部分のタイプはシンキングラインと同じT〜 Wのローマ数字で表す。
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