|
シューティングヘッドとモノフィラメントのランニングラインで釣りをするときは、 ランニングラインを地面に直接落とすと、岩や枝に引っかかってしまい、釣りにならないことがある。 こんなときラインバスケットがあるとトラブルが少なくなる。 また海のフライフィッシングでは、防波堤やテトラの上でリトリーブしたフライラインを不用意に落とすと カキやフジツボの鋭い殻に引っかけると簡単に切れてしまうのでフライラインを守るための必需品だ。 色々なものが売られているが私は、ホームセンターや、手芸品店で入手した材料で自作して使っている。 発泡プラスチックフォーム製軽くて持ち運びに便利。柔らかいので転倒したときの体の負担も少ない。 底板を外せば折りたたんでバックの中に入れることもできるので電車や飛行機での移動にも持っていける。 作り方45cm×45cm、厚さ5mmの発泡ポリエチレンシートを二つに切って両端を接着剤で貼り合わせて筒状にする。 接着剤が乾くまで養生テープで仮止めする。底板は厚さ15〜20mmのフォーム材を使う。 接着した発泡シートの筒をダンボールの上に置いて底板の型を取ってから、 底板のフォーム材に転写してジグソーで切るときれいに仕上がる。 底板に15φ位のホールソーで排水のための穴を開け、 細く薄いマイナスドライバーを刺してフィンガー用の切り込みを入れ、 裏側からフィンガー用に短く切ったタイラップを差し込む タイラップ底板はDIYショップで売っていたシール用の10mm角の発泡材で固定した。 側板にベルトを通す穴を開け、破れないように薄いプラスチック板で補強する。 ベルトは、手芸店で売っていた幅40mmの伸縮性ベルトとクイックリリースができるバックルを使った。 洗物用バスケット製買い物カゴを転用スーパーマーケットで売っている持ち帰り用の買い物カゴをラインバスケットに転用した。 防波堤などで腰を落ち着けて釣りをするときは大きくて使い易いし、 買い物カゴなので移動するときは中に荷物を入れて持ち運べる。 ゴム紐で仕切りを付けるとラインの絡みが少なくなる。 |