目次2005年以前 |
和歌山のカマスは毎年6月末頃に中紀の由良付近で釣れ始め、 次第に北上して8月には大阪の泉南付近までやってくる。 今回何処に行こうか迷ったが、一月前にカマスが釣れていた海南方面の防波堤に行くことにした。 家を出るのが遅かったせいか、防波堤に着いたときには既に明るくなっていた。 日曜ということもあり防波堤は釣り人で混みあっていたが、 間に入れないほどの混みようではない。 陸側の付け根のほうから釣り始め、 空いている場所を見つけては少しずつ移動して探っていたら、 堤防の真ん中位まできたときに20cm位のピンカマスが釣れた。
ドロッパーにも食いつき一度に2尾釣れることもあった日が昇ると釣り人たちが帰り始め、先端付近に入ることができた。 先端には数名のルアーマンが陣取り大きなルアーを投げて、シイラを狙っている。 時々釣れているので、私も狙いたいが入る場所がない。 大型フライも持ってきてないし、5番のロッドがへし折れる心配があるのでカマス釣りに専念することにした。 しばらくはポツポツと釣れていたが、完全に日が昇ると当たりがなくなった。 カマスは防波堤の西側の日陰の部分に張り付いているようだ。 普通のリトリーブではカマスの居る場所まで到達する前にフライが浮き上がってしまうので、 タイプ6のシンキングラインをあまり遠投せず20mほど軽くキャストして、 できるだけ岸近くに沈むようにラインを送りながら30秒程沈め、 大きなストローク2回にポーズを1秒入れるゆっくりしたリトリーブで、 ラインがなるべく浮き上がらないように足元ぎりぎりの底を探るようにしたら、 他の釣り人が全く釣れなくなってからも10時位までカマスを釣ることができた。 釣果
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