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2005年以前




カマスのシンキングラインの釣りで安定して底を取るためにはボタンが大きく操作の簡単なタイマーが便利


釣行日 2010年2月14日
場所 南紀の港
コンディション 天候 晴れのち曇り

アカカマス

今年初カマスに挑戦

南紀の港でカマスが釣れているとの情報をブログリンクして頂いている てっこさん に教えてもらい一緒に釣ることになった。 今回の釣り場は本州最南端の串本より東側で移動に5時間近くかかるので、 前日に到着して車中泊して早朝にてっこさんと合流した。

釣れない

船着場には暗いうちからたくさんの釣り人が並び、サビキ仕掛けでカマスを釣上げている。 てっこさんも直ぐに2尾のカマスを釣上げた。 明るくなって合流したペスカドール のマスターとHさん、Mさんも それぞれカマスを釣られたようだが、自分だけ釣れないので焦る。 フライを替えたりラインを沈める時間を変えたり試行錯誤してもだめで、 むなしく午前中が過ぎていった。


やっと釣れた

昼食を食べ午後から仕切り直し。 ぽつぽつカマスを上げているペスカドールのマスターの釣り方を 横で観察したらリトリーブスピードがかなり遅いことに気がつき、 同じように引いたら直ぐにカマスが釣れた。 釣れない原因はリトリーブスピードだった。

リトリーブの重要性

カマスは堤防のほぼ真下に着いているようで、 高速リトリーブするとカマスの居場所にフライが到達 する前にはラインが浮き上がってしまう。 スローリトリーブでラインの浮き上がりを防ぎながら、 足元のカマスのタナをトレースしなければいけなかった。 カマスの釣りは普段はリトリーブスピードが早いほうが有利だが、 今回のような状況ではカマスのいる場所までフライを届けられない。

タイプ6のシンキングラインを70秒沈ませてファーストリトリーブしていたのを、 カウント60秒後のスローリトリーブに変えて堤防直下のカマスを狙う。
(画像提供 FLYSHOP pescador)


時間切れ

リトリーブを変えてから快調に釣れるようになったのだが、 翌日のことを考え3時に切り上げた。 釣れたカマスは全部で9尾。釣れ始めたの遅すぎて2桁に届かなかったが、 今回リトリーブの効果を実感する貴重な体験ができて良かった。


釣果


フライ サイズ 釣果 コメント
サーフキャンディ オリーブ #6 8
スーパーヘアーミノー オリーブ #6 1


合計
9


今回は細身のミノーフライよりバルキーなサーフキャンディのほうがよく釣れた。