目次2005年以前 |
再挑戦
2週前に「ボ」となった南紀漁港のカマスがまだ釣れている
らしいので再挑戦した。
早朝4時前に出発。阪和道、R42を南下する片道150kmのドライブだ。
漁港に到着するとまだ暗いのに
手前の堤防はルアーの兄ちゃん、対岸はエッサマンが陣取っていて入る隙
がない。しかたがないので隣の船着場からポイントまでロングキャストする。
前回と同じく明るくなるとルアーがヒットし始めるが、フライには反応がない。
「今回もダメか?」とフライをシャトリュースからスーパーヘアーで巻いた細身のオリーブ色のミノーに変えて
カウントしながら沈めていたらグンと当たりがあった。
ラインのテンション不足でフッキングはできなかったが「これはいけるかもしれない!」と俄然やる気になる。
次のキャストでヒット。今年初カマスを釣ることができてほっとする。
その次のキャストもヒットしたが残念ながら途中でオートリリース。 その後全く当たりがなくなったので、帰ろうかと思ったが 潮が変わるまで周辺の海岸を散策してもう一度釣ることにした。 今日は暖かいが風が強く波も高い。 サラシができている磯を見つけひょっとして ヒラスズキが狙えるかもと降りてみたが、 凄い波でフライをキャストできる場所まで近づけない。 ここで釣るには命のスペアも必要と諦めた。 いいサラシができているのだが怖くて波打ち際まで近寄れなかった昼食を食べ漁港に戻るとフライフィッシャーが一人いた。 状況を聞くと釣れているらしい。諦めずに戻って正解だった。 早速タックルをセットしてオリーブのミノーフライをキャストすると 立て続けに2回ヒットした。 その後当たりがなくなったので、エッサマンが帰った対岸の防波堤でも釣ってみたが 堤防が高くフライラインが強風であおられて釣りにくいので諦めた。 手前の防波堤で釣っていた人が、ポイントを譲ってくれた。ラインを根ズレで失ってしまったので 帰るそうだ。海のフライではよくある事故なので私も気をつけないといけない。 そのとき名詞をもらい、和歌山のソルトウォーター情報をチェックしているとき よく見るブログの管理人のモグロさんだと判り驚いた。 ソルトソーターフライフィッシングは広いようで狭い世界のようだ。 ライントラブルその後、ぽつぽつと飽きない程度に釣れるのだが風が強くて釣り辛い。 強風でラインバスケット内のシューティングラインが飛ばされて堤防下に落ち、 フジツボに引っかかってしまった。 無理すると切れるので、ロッドティップで引っ掛けて慎重に引っ張りやっと外したのだが、 今度はその間放っておいたシューティングヘッドが根がかりした。 引っ張ったら取れたが、フライではなくラインが根ズレしていたようで、先端1mが切れてしまった。 負の連鎖とはこういうことを言うのだろうか? 7番ロッドにST9Sタイプ6 の組み合わせで少し重いので、いつかカットしてやろうと思っていた のが、丁度のウェイトになった。でも切れた場所が先端なので、フロントテーパーが なくなりギクシャクして投げ辛い。 帰ったらラインの先端にブレイデットモノを取り付け、ラインバスケットも作り直そう。 釣果夕方5時まで釣り、午前中と合わせて12尾のカマスを釣上げた。 今回の釣行はタックル、フライと色々課題が残った。
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