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手芸店で売っている紐で作る材料費¥530のフライライン
![]() 自作フライラインで釣ったアマゴきっかけ手芸品店で、ランディングネットの固定に使おうとクロバーのアジアン結美紐という紐を買った。しかしこの紐は堅くて扱いが難しく、ラン
ディングネットの固定には不向きだったので使うのを諦めた。でも密に編まれ光沢があり、以前見たシルクラインになんとなく似ているのでひょっとしたらフラ
イラインに使えないかと思いつき試してみた。
アジアン結美紐 浅葱 極細(直径0.8mm) 近所の手芸店で5mを262円で購入試作サイズ細(直径1mm)を7フィート3番のロッドに通して振ってみるとちゃんと投げることができた。番手は4番位の感覚だ。しかし先端
にデーパーがないので動きがギクシャクするし、長さも5mしかないので短すぎる。今度はサイズ極細(直径0.8mm)を2本買ってタイイング用スレッドと
セメダインスーパーXで継いで10mのヘッド部分を作り、ランニング部分に使い古したWFラインのヘッドを切り落としたランニング部分接続してみた。ラン
ニング部分は逆さにしてバッキングライン側にヘッド部分を接続すると古いラインでも汚れが目立たたない。先端はテーパーを付けるため35lbのブレイデットモノライン
を1mほど足してその先にリーダーを付けてみたら滑らかにキャストできるようになった。そして、撥水性を高めるためシルクライン用のミューシリンを塗っ
た。ミューシリンは1本数万円するシルクラインほど高くなく数百円で買える。 紐の接続両方の紐の先端を2cm程ほぐし、お互いを束ねてタイイングスレッドで巻きからセメダインスーパーXで補強した。ほぐした繊維を半分切
り捨ててから束ねると強度は少し低下するが継ぎ目が太くならず、ガイドの通りもスムーズになる。 ![]() ブレイデッドモノラインの接続ブレイデットモノの中に紐を通してタイイングスレッドで止めて瞬間接着剤で固定した。 ![]() 試釣出来上がったラインを管理釣り場で試してみた。使い勝手はシュートの時の摩擦音が大きい以外は普通の3番フライラインとそれほど変わらな い。何 よりも巻き癖が全く付かないのが嬉しい。 止水で数分放置しても沈まないので、数秒でドリフトがかかってしまう渓流の釣りなら浮力は十分だ。数十匹のニジマスを釣り、実用レベルであることを確信し た。 ハーダニング
亜麻仁油を塗ると浅葱色の原糸が渋い緑色に変わりいっそうフライラインぽくなる。適度な張りが出てターンオーバー性能も向上したはず
だ。ただ残念なことに硬化処理前は全くなかったリールの巻き癖が出るようになった。 ![]() 上がハーダニング後、下がハーダニング前![]() 完成した結び紐フライライン渓流デビューハーダニング処理したラインを渓流の実釣で使ってみた。フロントテーパーが35LBブレイデットモノラインの1mしかないので通常のフ
ライラインよりテーパーは少しきつめだと思うが9フィートのリーダーとマッチングが良く、普通のフライラインと同じ感覚で釣りが出来た。 ![]() 自作フライラインで釣ったイワナ強度しかし強度はあまりないようで、ラインを誤ってウェーダーで踏んだら切れてしまった。このレーヨンの結び紐は江戸打ちというで
編み方で作られてる。堅く光沢があり亜麻仁油で硬化させても平らに変形しないが、中空のブレイデッドラインのようなしなやかさはなく、岩の角などに当たる
と比較的弱い力で切れてしまうようだ。普通のフライラインより慎重に扱わなければいけない。まあ切れても300円弱で修理可能なのでそれほど気にはならな
いが、釣りが続けられなくなるのは痛い。切れた部分を細いティペットで巻いて継いで瞬間接着剤で補強すれば現場で応急処置することも可能だと思うが、予備
のフライラインを持っていたほうが安全だろう。 ![]() スパっと切れている。引っ張り強度は結構あるのだが、せん断力に弱いようだ。既に作っている人がいたこのラインを作成するためにインターネットを調べていたら、他にも同じような発想でフライラインを作っている人がいて驚いた。こんなこ とをするのは自分くらいかと思っていたが人の考えは似ているものですね。 http://bigf.exblog.jp/3722059 http://pub.ne.jp/big_forest/ |