目次
2005年以前

釣行日 2008年7月5日
場所 琵琶湖周辺・ガリバーフィッシングガーデン
コンディション 天候:晴れ

ガリバーフィッシングガーデンのナイターイベントに 夕方から参加することになったが、せっかくの機会なので タナゴ釣りのエキスパートINHARDYさんにお会いして 昼間は琵琶湖周辺の魚にフライフィッシングで挑戦する事にした。

最初はハス狙い

最初に琵琶湖に流れ込む河口でハスを狙った。 浅瀬で尺を超えるハスが泳ぎ回る場所を見つけたが、 産卵中なのかどんなフライを流しても見向きもされず諦めた。

琵琶湖

INHARDYさん撮影


次はアマゴ

次は少し上流の藪沢に案内してもらった。 フライロッドを振ることができないほど木が生い茂っているが 道路の上からアマゴが泳いでいるのを見つけ、ガードレール越し にフライを落とした。 風に流されないよう、クモの巣に絡まないようフライを落とすの は普通のキャストより難しい。 あと水面まで10cmのところで蜘蛛の巣にフライが引っかかったら それを見つけたアマゴが水面からジャンプして飛びついた。 フライをくわえるのは失敗したようだが、 真上から釣るのは初めてだがスリルがある。 次に流したらもう一回出てフッキングできたが 残念ながら足元で外れオートリリースしてしまった。


タナゴに初挑戦

アマゴの次はタナゴを狙いで、 田んぼの中の幅1mに満たない浅く小さな用水路に立ち寄った。

タナゴの水路

INHARDYさん撮影

こんなところに魚がいるの?と思うがよく見ると底にたくさんのタナゴがいて フライを流すと直ぐに飛びついてくる。しかしフライをくわえても瞬時に離してしまうようで フッキングができないし、インディケーターに当たりも出ない。 明るい色のミッジニンフを使いサイトフィッシングで 魚がフライをくわえたと思ったら即合わす作戦に切り替え 何度も合わせ続けやっと釣ることができた。

ヤリタナゴ

ヤリタナゴ

ヒレ先の赤がお洒落


アブラボテ

アブラボテ

ボテッとしたアブラハヤみたい


その後、場所を移動して、シロヒレタビラ という別の種類のタナゴを釣った。 比較的大きな個体が多く、こちらは割と簡単にフッキングできた。 尻ビレの縁が白く背が青光りして熱帯魚みたい。

シロヒレタビラ

シロヒレタビラ

タナゴがこれほどきれいな魚とは知らなかった

今までタナゴをフライフィシングの対象として考えたことは なかったのだが、繊細なタックルと極小ニンフを用意すれば 充分楽しめることが判った。特に合わせの難しさは渓魚以上 なので熱くなる。


底石に張り付いているヌマチチブを狙ってみた。 体の割に口の大きな魚なので直ぐに釣れると思った のだが、フライを見つけて寄ってきても5mmほど距離 で止まりじっとフライをにらむだけで食いつかない。たくさんの個体を狙ってやっと1尾釣上げた。

ヌマチチブ

ヌマチチブ

GFGのナイター

夕方からガリバーフィッシングガーデンでナイターに突入 夕方活性の高いニジマスは、表層をカディスピューパでスロー リトリーブしたら面白いように釣れた。タナゴより遥かに簡単だ。 でも10尾ほど釣って待ちきれなくなり宴会に突入し、深夜まで盛り上がった。 炎天下の釣りで両腕が真っ赤に日焼けし、 熱中症寸前の状態になったが、貴重な体験ができ、有意義な1日だった。

ニジマス

釣果


フライ

サイズ
釣果
コメント
ミッジニンフ
ライトグリーン
#20
2
ヤリタナゴ、アブラボテ、シロヒレタビラ、
ミッジニンフ
クリーム/ブラウン
#20
2
シロヒレタビラ、ヌマチチブ
ミッジニンフ
蛍光オレンジ
タナゴ針・小
2
現場で作った即席フライ。シロヒレタビラが釣れた
CDCカディス
ナチュラル
#16
3
ハス狙いでオイカワが釣れた
エルクヘアカディス
ナチュラル
#14
4
アマゴ狙いでカワムツが釣れた
カディスピューパ
クリーム/ブラウン
#14
10
GFGナイターのニジマス


合計
23
ヤリタナゴ1、アブラボテ1、シロヒレタビラ3、ヌマチチ ブ1
オイカワ3、カワムツ4、ニジマス10

タナゴ針フライ


フライフックのフッキングが悪いので、フォーセップスとスイスアーミーナイフのハサミを使って、タナゴ針にヤーンインディケーターを巻いて釣り場で作った 即 席フライ。タナゴはこんな簡単なフライで十分釣れる