今年の初釣りもボウズのない千早川マス釣り場にした。 この釣り場は釣れ過ぎるので いつもは午後から出かけることが多いのだが、 例年の混雑を予想して朝９時に入った。

最初にドライフライで釣ったニジマス

午前中は空いていた
釣り場に到着すると、予想に反して空いていた。 フライエリアには釣り人が数人しかいない。 例年はキャストするのが難しいほど混むのだが、 今回は思い通りの釣りができる。まず１号池の流れ込みでドライフライを試す。 数尾のニジマスが反応し、１尾釣上げることができたが 後が続かない。この時期ドライは難しいようなので インディケーターの釣りに切り替えた。 魚の活性は高いようで、当たりフライを探るため フライをローテーションしていると、ほとんど のフライに当たりがある。お正月の初釣りは魚が渋くていつも苦しむのだが久々に楽な釣りになった。

１号池で釣った体長約５０ｃｍのヒレピンニジマス

爆釣
１号池を一通り釣った後２号池に移動して フライを投げると周囲のニジマスが集まってきた。 前日か早朝に撒いたペレットがまだ効いているようだ。 シャンクにライトブラウンのルナモール(手芸品シェニール素材) を巻いたフライに替え、水面に強く叩きつけるキャスト を繰り返して、ペレットタイムを再現させると スイッチが入ったのかワンキャスト・ワンヒット状態となった。 でも１０尾程釣るとフライを無視するようになったので、 今度は特大ビーズヘッドと極太レッドワイヤーで巻いた ビーズヘッドふわりを投げ早い沈下速度で誘ったら、 再び爆釣状態となり２０尾ほどのニジマスが立て続けに釣れた。

1号池	２号池

赤針大当たり
午後から釣り人が増え混雑して自由に移動できなくなった。 魚もスレてきたのか、フライの好みが厳しくなり 当たりフライを見つけても直ぐに飽きられて長続きしない。 苦し紛れに昨年効果のあった赤針を使ったら大当たり。 いつも釣れるわけではないが、 どうも冬の寒い時期に効果的なようだ。 シンキングラインの引っぱりもやってみたかったのだが、 釣り場が混んできて対岸のルアーとクロスする恐れがあるので断念し 午後４時に納竿した。

釣果

今回かなりの数を釣ったので１００尾は超えていると予想していたが、 フライ別にカウントした釣果メモを集計して驚いた。途中で外れた魚 を入れたら３００尾近くフッキングしていることになるだろう。 同じことの繰り返しで飽きないように20尾以上釣るとフライをローテーションしたが、 結果的には２種類のフライ(１本はフライと呼べるのか？)に釣果が集中した。 今回のような活性の高い状況では色々なフライを試すチャンスなので、 もっと幅広いフライローテーションをするべきだったと反省している。