吉野川水系のアマゴ

釣行日 2007年6月23日 
場所 奈良県吉野川水系(少渓流ですので場所の公開は控えさせて もらいます)
コンディション 天候:晴れ時々曇り 水温:15℃

ヨッシーさんと初夏の吉野川水系の谷に行く機会に恵まれた。 今回は新しいウェーダー、ロッド、リールの渓流デビューで、 前回管理釣り場で練習した新しいフッキングスタイルの成果を試す 機会でもあり楽しみだ。

新しいウェーダー

沢は前日の雨で少し増水して腰より上までウェーディングが必要な場所が あったが、チェストハイなので楽に渡れたし、蒸れも思ったほど 気にならない。 10年以上使った前のウェーダーは釣りに行く度に透湿防水膜が剥がれ 水漏れする末期症状で、釣りに行く都度辛い目に遭ったが、 ウェーダーを替えたら当たり前だが全く水漏れもなく快適な 釣りができた。もっと早く買い換えるべきだった。



フッキング

増水気味だが濁りはなくベストコンディションのはずなのだが ここぞとおもうポイントでも魚の反応がない。 しばらく釣り上がっていると、おおよそ魚の居そうにない浅い流れ込みから出た。 間髪を入れず短く鋭く合わせてフッキング成功。でもすぐに外れてしまった。 その後、プールの開きで小アマゴが魚体全てが水面に飛び出す派手なライズ のフッキングに成功。このアマゴは外さずに取り込むことができた。 ここまでフッキング率100%。 その後10cm未満のちびアマゴのアタックが多いにも拘わらず 半数以上フッキングに成功した。やはりアマゴには早く鋭い合わせが効果的なようだ。

ロッド

今回フッキング率は以前より良くなったのだが、フッキングした 魚の途中で外してしまう率が以前より高く、約半数を外してしまった。 今回使った丸竹26号7’0”#3はキャスティングを優先し ティップを直径1.8mmにしたのだが、ひょっとすると硬すぎてティップが魚の動き に付いていけず外れてしまうのかもしれない。 単に偶然なのかもしれないが、今度はティップの柔らかいロッドで試してみたい。

先行者

釣り上がっていると上の林道に留めてある釣り師とおもわれる4WD車を発見。 ひょっとしたら先行者が居るのではと釣り上がっていたらなんとBANBANさんだった。 短い区間でかなりの釣果を上げられたようでさすがだ。 その後しばらく一緒に釣り上がり途中で別れた。

ヨッシーさん

釣り上がるヨッシーさん


尺アマゴ

淵を開きの浅い部分から順番に攻めていこうとキャスティングポジションを 決めようとしたときだった。 上の淵からすーっと尺はある大きな魚体が水深わずか20cm足らずの淵の開きに降りてきた。 そして右岸ぎりぎりに定位したかと思うと今度は中央に移動した。 餌を探しながらクルージングしているようだ。キャストするには立ち位置に少し無理がある。 しかし波ひとつない水面なので動いたら魚に見つかってしまう。 そのままの位置で魚を驚かせないように慎重にキャストする。 一投目は外れたので脅かさないようにラインをたぐってゆっくり ピックアップして二投目投げようとようとしたら、手前に沈んでいた木の枝にフライ が引っかかってしまった。このチャンスを逃すわけにはいかないので ティペットを切って再キャストするため、ラインを引っ張ったら切れずに木の枝が ついてきた。魚を驚かせないようにゆっくりゆっくり手元まで枝を引いて、なんとかフライ を回収して再キャストしようとしたのだが、大アマゴは既に淵に戻ってしまった後だった。 その後そのままの位置で数分待ったのが再び回遊してくることはなかった。 せっかくのチャンスだったのに惜しいことをした。

釣果


フライ

サイズ
釣果
コメント
コーチマンパラシュート
ブラウン
#14
2

プードルフライ
ブラック
#16
2



合計
4
釣れたのは全てアマゴ


木漏れ日

谷を見上げると木漏れ日の葉にクモの影