くろやの魔王

少し小ぶりだがやっと釣れたくろやの魔王


釣行日 2006年12月3日 9:00〜17:00
場所 岐阜県郡上郡白鳥町六ノ里
コンディション 天候:曇り時々雪

以前からじっくり一日釣ってみたかった管理釣り場「くろや」にペンション「リトルパイン」の宿泊+釣りのパックで、 忘年会を兼ねた一泊の宿泊旅行を計画した。土曜日にフリックさんと、naokenさん、ドライ野郎さんが先行して 釣りをされ、ひらめき爺さんと私が夕方の宴会に合流することになった。土日の天気予報は、曇り時々晴れなのだが 冷たい雨が降ったり止んだりで、釣り場からも雨が降り始めたとの連絡が入った。白鳥に近づくと雨がミゾレっぽくなったが 何とか雪にならずリトルパインに到着し皆さんと合流できた。 フリックさんは日曜に用事があるそうでお会いしたかったのだが残念ながら先に帰られた。 近くの温泉「美人の湯」に入り移動の疲れを癒してから宴会に突入した。

ペンション リトルパイン

ペンション リトルパイン (しらおスキー場の入り口にある)

宴会

料理はしし鍋と、色々な自家製素材の料理でどれも美味しかった。 特にニジマスの刺身は自家製のわさびとしょうゆのマッチングが絶妙でこれがニジマスか! と驚く味だった。宴会はフライフィッシングや色々な話題に、ビール、ワイン焼酎のほとんど無差別状態の アルコールでターボが入りパワー全開で盛り上がった。さらにリトルパインのおやじさんの差し入れてくれた 古代米のお酒が加わる。このお酒はおしゃれなピンク色でまるで水のように軽いが実は濃くアルコール濃度の高い いわゆる飲みすぎると危ないタイプなのだがあまりに美味しいのでついつい調子にのり飲みすぎてしまった。 そして翌日は渋い朝を迎えることになる。

くろや

くろやも銀世界

渋い!

雨は夜中に雪に変わったようで周りは銀世界になっていた。でも気温が高いせいか幸い道路は凍っていない。 昨日は皆さん結構釣られたそうなので雪後の爆釣を期待したのだが、マスの活性は二日酔いの私の体調よりも渋く全く 釣れない。大きめのマラブー系のフライをべた底で釣る作戦だったがマスは全く反応しない。下の池で爆釣している 常連さんを見ると小型で沈下速度がかなり速いフライを使っているようなので、こちらも真似してティペットに ショットをつけて沈下速度を早くしたららとたんに当たり始め数尾のニジマスをかけることができた。


魔王

ドライ野郎さんがついに魔王をかけた。70cmオーバーの巨大ニジマスは釣り糸の抵抗など全く関係ないように 悠然と泳ぎ回り池の真ん中の島を巻きドライ野郎さんも一緒に池の周りを走り回る。結局ランディングするまでに池 の周りを2周してかなり疲れたようだ。釣り上げた魔王は76cm。このサイズのニジマスを初めて見た。 まるで鮭のようでニジマスに見えず触るのが怖いくらいだ。 その後私も少し小さく細身だがなんとか70cmの魔王と呼べるサイズを釣ることができた。

魔王のファイト

この先に私の釣った魔王がいる

ペレットタイム

夕方、リトルパインのおやじさんがサービスで池にペレットを撒いてくれるとマスは半狂乱になり競って ペレットに飛びつく。今回ブラウンの「ハマナカふわり」を使ったペレットに似せたフライをいくつか巻いてきた ので試すことにした。ペレットを撒く前に見せてもらうと今回巻いたフライと瓜二つ。これは釣れると確信する。 実際フライを落とすと数秒でヒット。でも60cmオーバーのニジマスなので上げるのにてこずり、 もう1尾かけたところでペレットタイムは終わってしまった。その後底に沈んだペレットを食べるマス を狙って、ショットをつけてフライを沈ませて暗くなるまでに2尾のニジマスを追加し納竿した。


フライ

サイズ
釣果
コメント
ビーズヘッドアンゴラゴート
オリーブ
#12
5
ティペットにショットを付けて沈下速度を早くした
マラブーリーチ
オリーブ
#8 1
着底と同時にヒット
ビーズヘッドふわり
ブラウン
#8
4
ペレットそっくりさん


合計
10
釣れたのは全て40cm以上で3尾が60cmを超えていた