お盆休みに高知の実家に帰り、近くの港や渓流に釣りに行った。私の実家のある県西部は渓流も海もどちらも30分位で行けるので、親戚回 りや子供の遊び相手 の合間に気軽に釣りに行くことができる。

8月12日

新荘川河口のエバ（メッキ）

この時期になると河口にエバ（メッキ）とセイゴが上がってくるのでに様子を見に行った。朝5時過ぎに河口に到着しストリーマーで表層を 早引きすると数尾が 群れになって足元まで追ってくるがなかなか食いつかない。フライを変えキャストを繰り返し何とか4尾のエバを釣ることができた。日が昇ると当たりがなく なったので7時には切り上げた。今回は反応がいまいちだったので、次回に少し色々なフライパターンを試して当たりフライを見つけてみたい。

四万十川支流のアマゴ

エバを釣ってから実家に帰り朝食を食べ、今度は実家の近くの四万十川支流に出かけた。午後は子供たちをプールに連れて行く予定があるので1時間の限られた釣 りだったが、入渓流して最初のポイントで20cmのアマゴを釣り自作ネットを入魂することができた。

釣果

新荘川河口

四万十川支流

アマゴ１尾　フライ：グレーCDCダン　#16

8月13日

四万十川水系

高知県のmasaさん、ヒサさん、柴田さんの4名で四万十川の支流に出かけた。今回私とmasaさん、ヒサさんとだいちさんの２人一組で 別の沢に入ることになった。去年はイワナと型の良いアマゴが釣れたので期待が大きい。入渓して第一投目でアマゴが出た。これは幸先が良い！　でもすぐに岩 の間に潜り込み動かなくなってしまった。ティペットの限界ぎりぎりの力で引いてもびくともしない。ロッドティップを岩の間に突っ込んで色んな方向に引い て、 何とかアマゴを隙間から引き離そうとするのだがまったく動かない。岩の隙間でヒレを目一杯広げて踏ん張っているのだろうか？　それとも頭を岩の間に突っ込 んでエラ を張っているのだろうか？　しばらくいろんなことを試したがどうしようもないので諦めてティペットを切った。その後結構な型のアマゴがフライに出るのだが 全て空振り。おまけにリールのハ ンドルが壊れ て取れてしまうトラブルに見舞われ、結局１尾も釣る事ができず私一人だけ痛恨の「ボ」となってしまった。

釣果

0尾（泣）

8月14日

新荘川河口

昨日の鬱憤を晴らそうと早朝に再び新荘川河口でエバを狙う。しかし2日前と潮が変ったせいか全く反応がない。仕方がないの で諦めて12日にアマゴを釣っ た沢に向かう。

四万十川支流のアマゴ

ところが釣れるのはカワムツとアブラハヤばかりでアマゴが全くでない。どうも昨日のツキの悪さを引きずっているようだ。それでもタ イムリミットの午前 中ぎりぎりで、何とか15cm位のチビアマゴを1尾釣る事ができた。

腹の黒点が小さく紀州のアマゴに似ている

釣果

アマゴ　１尾　フライ：ディアホッパー　#14

8月15日

高知県西部の漁港のセイゴ、コトヒキ

お盆休み最後の日は朝食までのわずかな時間に近くの小さな漁港に出かけた。漁港に流れこむ川に何か魚がいるようで、時々川面にモジリが ある。浅いのでWF6F/Sで#12の小型ストリーマーを引くとセイゴが1尾釣れた。

河口付近に移動すると体長5〜10cmの小さな魚がフライをチェイスするがなかなか食いつかない。やっと釣上げると体に縦縞のあ るコトヒキだった。河口に潮が満ちてくると体長25〜30cmの細長い魚が現れ２度フライにアタックしたが残念ながらフッキングには至らなかった。あの魚 は何だったのだろう？　

釣果

高知での休暇もこの日が最後。四万十町にある「あぐり窪川」名物のぶたまんを食べ、後ろ髪を引かれる思いで大阪への帰路についた。