1週間前に近くの野池を通りかかったとき70cm位のコイがライズしているのを見つけたので日曜の午後に出かけてみた。野池に到着する
とあちこちでバシャバシャと派手な水音が聞こえる。はやる心を抑え、まず食パンのチャムを投げてから釣り始めるが全く反応がない。よく見ると岸近
くの浅場に集まっているのはコイではなく40cm位の大きなへら鮒で数尾ずつ群になり浅場で産卵しているようだ。何とかフライで釣ってみたいとパン
フライや赤虫ニンフ等いろいろ試したが子作りに忙しいのか見向きもしてくれなかった。 2時間ほどであきらめ、キャスティングの練習を兼ね試作した体長5cmほどの海用のミノーフライのスイミングテストに切り替えた。シン クティップラインで20m程投げスローリトリーブしていたら、たいして沈めていないのにラインが重くなった。木の枝かビニール袋でも引っ掛けたと思 い3m程ラインを手繰ったら今度はゆっくり横に動いた。この時点で魚と判り慌てて足元の余分なフライラインをリールに回収する。フライの種類とほとんど動 か な い重い引きから推測するとライギョの可能性が高い。しかしライギョ特有のフッキング直後に吐き出す泡は見えなかった。重い引きをこなし手元に寄せると、見 覚えのある黒の一本縞。ブラックバスだ。たいした抵抗もなく取り込めたが体長約45cmで結構大きい。 この池にはたくさんのバサーが訪れるが今まで釣れるのをほとんど見たことがなく、あまり関心がなかった。フライで結構簡単に釣れること
が判ったのだが、色々問題のある魚なので、今後も釣るかどうかはまだ迷っている。 文字通りの大口。5cmのミノーフライが小さく見える注意ブラックバス(オオクチバス)は2005年に特定外来生物に指定され、密放流すると懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金が課せら れる。また琵琶湖では県の条例により、釣上げたブラックバスおよびブルーギルのリリースが禁止されている。 |
フライ |
色 |
サイズ |
釣果 |
コメント |
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マイラーチューブで 巻いたミノーフライ |
パール |
カン付き チヌ針5号 |
バス1尾 |
体長約5cmの目玉つきストリーマー
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