石徹白 峠川C&R区間  2005/6/3 晴れ 
場所:岐阜県郡上郡白鳥町石徹白
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C&R区間の穏やかな流れ

今年も石徹白FHに合わせ、峠川のC&R区間の釣りをした。去年と一昨年は丸竹倶楽部で参加していたのだが、創設者の東さんが5月に亡くなられるという悲しい出来事があり、今年は丸竹倶楽部としての参加は辞退して、それぞれが個人で参加することになった。
昨年の台風被害の修復工事の影響で、前川の合流点より下流部は濁っていた。濁りのない上流部に入ろうと思ったが、数人の先行者がいるのであきらめ、C&R区間の一番下よりニンフで釣り上がる事にした。水は笹濁り状態でこの程度なら釣りに支障はないし、ひょっとしたらこの方が魚の活性が高いかもしれない。


工事の様子
この土管の下でも大きなイワナのライズがあるそうで、イワナは見かけ以上にタフなようだ。来年には川が回復していることを祈りたい
今回は、開けた里川用に作った12フィートの丸竹ロッドを試すことにした。この竿はテンカラのように、ティペット以外を水面から空中に浮かせて釣りができるので、ニンフのデッドドリフトが容易にできる。フライは濁りがあっても目立つように#16のビーズヘッドハーズイヤーを使い底を流した。この作戦が当たったのか釣り始めてすぐに魚の反応があり、最初に尻尾の丸いニジマスが2尾釣れた。この川はイワナとアマゴしかいないはずなのでおかしいと思い、後で聞いたらどうもマスのつかみ取りイベントから逃げてきた魚のようだ。その後イワナが釣れたので早速ストマックポンプを当ててみた。出てきたのは使っているフライとほぼ同じ大きさのメイフライニンフだったので、以後このフライで通す事にした。



川が笹濁り状態で警戒心が少ないためか、イワナは、こんなところからと疑うような浅い瀬から出たし、ここぞと思うポイントでは必ず反応があった。濁りを嫌い釣り人が上流に入ったためイワナがすれていなかったのか、濁りのため活性が上がったのかは判らないが、これほど釣れたのは初めての経験だった。夕方、濁りのない上流部を少し釣ってみた。魚の反応は数回あったがものすごくスレていて1尾も上げられなかった。やはり濁りのある下流に入ってのはが正解だったようだ。
フライ
カラー
サイズ
釣果
コメント
ビーズヘッドハーズイヤー ナチュラル
#16
16
このフライだけで通した 
   
合計 
16
イワナ14尾、ニジマス2尾