久しぶりに水深のある本格的なポンド型管理釣り場の釣りがしたくなり、この前作った丸竹スペイロッドとパックロッドの試し振りも兼ねなごみの湖に出かけた。今回は平日の釣行なので、のんびりした釣りができるはずだ。

翌日から早朝にかけ前線が通過したためかなり風が強いので心配したが、釣り場が谷間にあるせいか思ったほど風の影響を受けない。湖面には風で飛ばされた桜の花が浮かび風流だ。しかし遠投するとフライやインディケータがかなり見づらくなる。

結構ライズがあるので、反応を見ようと最初に＃８のラージハックルを投げたら、一投目でライズがあり３５ｃｍ位のコンディションの良いニジマスが釣れた。これは幸先が良いと釣り始めるが、極小ミッジのハッチが始まると同時に反応がなくなったので、インディケーターニンフィングに切り替えた。まずは定番通りオリーブのマラブーを使うが全く反応が無い。当たりフライのチーニョも、オリーブのアンゴラゴートもだめ。フライやタナを変えながら色々試すと、黄色のアンゴラゴートニンフを３ｍ沈めたらイワナが釣れた。その後同じ釣り方でイワナばかり立て続けに４本釣った。普段は珍しいイワナが釣れると嬉しいのだが、こうなると贅沢なものでもっと引きがよくジャンプするニジマスが釣りたくなったりする。

スペイキャスト

午後からフリックさんと合流し、ミッドスペイやウィンドカッター等のスペイキャスト用ラインをお借りして私の13'2"の丸竹スペイロッドにセットして投げたり、フリックさんのロッドでスペイキャストのレッスンをしてもらいとても勉強になった。それにしてもフリックさんはスペイキャストが上手い。軽く振るだけでラインが生き物のように伸びていく。私のロッドはティップをもう少し強くすれば使いやすくなるようなので、早速改造してもっと練習しなければいけない。午後からも相変わらず渋かったが、黄色のアンゴラゴートニンフと大型ドライフライがぼちぼち当たり集計してみたら結構な数になっていた。

２回のジャンプで良く暴れた元気の良い４０ｃｍのニジマス。一番下の堰堤横の後ろが崖でバックキャストが出来ない場所でスペイキャストで釣った。

釣果