日置川のアマゴ 2005/3/10 曇り→雨 
場所:和歌山県西牟婁郡大塔村付近 
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夜討ち朝駆け

1週間前に日置川に釣行したときは渇水と低水温でアマゴの活性が低く、本流でやっとライズを見つけたときもフローティングラインを忘れる失態で思うような釣りが出来なかったため悔しくてもう一度行くことにした。今回も深夜に出発して現地で仮眠して早朝から釣りを始める文字通り「夜討ち朝駆け」で気合いが入っている。前日から気温が上がっているので早朝でも大丈夫だと、暗いうちから準備を始め明るくなる6時過ぎに日置川の支流に入った。
アマゴは浅場に出ていた
 
釣り始めてすぐにアマゴの反応があり、1km程釣り上がり一旦谷を上がるまでに5尾のアマゴを釣ることが出来た。ほとんどのアマゴは淵のヒラキや瀬尻など浅く平坦な流れで釣れ、大岩と淵や落ち込みの続く大場所ではほとんど釣れなかった。ひょっとすると餌釣り師があまり狙わない場所にアマゴが多く残っているのかもしれない。

 
このような場所で良く釣れた

浅くフラットな水面はアマゴから釣り人が丸見えなので、不用意に近づくと逃げてしまう。頭を低く慎重にアプローチして、出来るだけ遠くからキャストした。

雨でさらに活性が上がった

10時頃かなり強い雨が降り始めると急に釣れだした。アマゴの居そうなポイントでは必ず反応があり、短い間に7尾のアマゴを釣ることが出来た。やはり「雨子」と書くように雨が降ると活性が上がるようだ。サイズは平均15cmと小振りで一番大きい物でも18cm位しかなかった。漁協は6月に稚魚放流をして解禁前の成魚放流はしないそうなので、今回釣れたアマゴも去年放流した稚魚だと思われる。20cmクラスのアマゴがほとんど釣れないということは、放流しても翌年の解禁でみんな釣り切られてしまうのだろう。
支流の上流部でパーマークが丸く、腹の黒班が小さい紀州の特徴が出ているアマゴが2尾釣れた。 下流部で釣れた放流アマゴと比較すると違いが良く判る。朱点も大きく形がにじんでいる。

 

河原は人より獣の足跡の方が多い

梅の花があちこちに咲いていた

釣果

 
フライ
カラー
区分
サイズ
釣果
コメント
ブルーダンミッジ ブルーダン ドライ
#16
8
早朝はこのフライで釣った 
コーチマン ブラウン ドライ
#14
5
 
     
合計
13
釣れたアマゴは平均15cmと小振りだったが渓流でこれだけの数を釣ったのは久しぶりだ