ひらめき爺さんより、ガリバーフィッシングガーデン（ＧＦＧ）で常連さん達の宴会に参加しないかとお誘いがあった。以前から一度行ってみたいと思ってはいたのだが、少し遠い。しかし鹿肉のバーベキューや、新鮮地鳥の刺身、旬の山菜の天ぷらの話しにこれは行くしかないと飛びついた。そう、私は食べ物に弱いのだ。

ポンドの様子
当日かなり早めに着いたのだが、管理人さんのご厚意で既にオープンしていた。気さくな管理人さんのいるこぢんまりと落ち着いた雰囲気のポンドで、皆さんが癒し系の管理釣り場と言われるのが判る気がする。IDOさん、のり助さんが既に釣りをされていた。早朝はドライが大当たりしたそうなので、早速支度をして釣り始めた。まずはドライ。フライを落とすとすぐに反応があるが直前で見切られ反転して帰っていく。フライをニンフに変え定番のオリーブのアンゴラゴートを沈めると、２〜３尾釣れたが飽きられるのかすぐに反応がなくなる。ここの魚は思った以上に手強い。でもこういうの好きだ。

ちょっとだけ爆釣 フライを変え、タナを変え色々試していたら、白のアンゴラゴート（モヘア）のビーズヘッドフライが1.5mのタナで大当たり！　苦労されている皆さんを後目に立て続けに２３尾のニジマスを釣ってしまい、観戦している皆さんから、魚に厳しすぎるのでもっと優しく（釣るなって？）とひんしゅくを買ってしまった（笑）。釣れたのは全てニジマス。尻尾が三角に尖って魚体が美しくよくジャンプをしてコンディションが良い。平均サイズ２５ｃｍ位。40cmを越える大物も１尾かけたがこれは途中でバラしてしまった。

宴会
待ちに待った宴会が始まる。なに隠そう今回のOLMの一番の目的だ。鹿肉のバーベキューと、新鮮地鳥の刺身、タラの芽や、ウド、クレソン等の山菜の天ぷら。たまりまへんなあ。ビールがうまい。日本酒も美味しい。皆さんとのフライフィッシングの会話も楽しい。こんな楽しい人達と巡り会え楽しい時間を過ごすことができるなんて、インターネットにＨＰを立ち上げて本当に良かったと思う。

火入れ実演 昼食後、皆さん丸竹フライロッドに興味のあるとのことで、バーベキューの炭火で竹の火入れの実演をすることになった。和竿師も一生かかって覚える火入れを、丸竹のフライロッドを作り２年の初心者が実演するなど、片腹痛いのだが、低い完成度でも充分実用になる自分だけのオリジナルフライロッドが作れる楽しさ楽しみを知ってもらいたかった。皆さんにも練習用の竹で実際に火入れを体験してもらった。 ｔｏｓｈｉさん 午後からtoshiさんが１００本を越える、１０年以上乾燥したみごとな高野竹、矢竹、削り穂用真竹のお土産を持って飛び入り参加してくれた。私も１０本ほどもらって帰ったが、探してもめったに見つからないような素性が良い素晴らしい竹だ。今回丸竹のフライロッドに興味を持たれた方には素晴らしいプレゼントになった。toshiさんにはいつも本当にお世話になりっぱなしだ。 感染者の方に 今回の火入れした竹より、丸竹菌の胞子がいっぱい飛んだので何人かが感染されたご様子。竹のお土産着きなので発病しても安心。私のようにシアワセ？になってもらいたい。でもすごく良い竹なので最初は違う竹で練習することをお勧めする。

火入れする私 (写真はINHARDYさん提供)

午前中の釣果

フライ	サイズ	色	釣果	コメント
ビーズヘッドアンゴラゴート	#12	オリーブ	3	定番のアンゴラゴートも、この日はすぐに飽きられてしまった
ビーズヘッドアンゴラゴート	#12	白	23	他の釣り場でほとんど実績はないのだが、この日はなぜか大当たり