お正月は縁起を担ぎボウズのない管理釣り場で初釣りをしようと、私の家から一番近い千早川マス釣り場に出かけた。去年は左右を気にしてフライを振るのがやっとのすごい混みようだったが、今年は自由に場所の移動はできないが、隣を気にする必要がない位に比較的空いていてた。早速パイロットフライのオリーブのマラブーニンフで釣り始めるが全く反応がない。エッグフライに変えてもいまいちの反応。こういう活性の低いときはミッジニンフが効くのだが、それもだめ。釣り開始３０分で早くも、先詰まり状態。フライをとっかえひっかえしていると、最初は当たるのだがすぐに釣れなくなる。周りもほとんど釣れていない。去年天川で良い思いをしたアンゴラゴートを結んでみると以外に反応が良くぼちぼち釣れるようになった。しかしほとんどのニジマスはフライにまとわりつくだけでなかなか食いつかない。この釣り場は浅いのでニジマスの動きがよくわかる。

小刻みにアクションをかけるとさらに反応が良くなるので、ふと思いつきマスの動きに合わせてアクションをかけてみた。マスがフライに興味を示し寄ってきたら、フライをマスから逃げるようなタイミングでチョンと２０〜３０ｃｍ動かす。再び追いかけてきてたらまた動かして、フライをじっくり品定めさせない。このアクションが良く効くようで、３回目位のアクションからマスの反応が俄然違ってきて、横からひったくるように反転して食いついてくる。この方法でとたんに私だけ連続ヒット状態！

逆の立場で釣れている人をうらやましく眺めている方が多いのだが、周りが釣れていないのに一人だけ釣れるって結構気持ちのいいもんだ。しかし２本しか手持ちが無かったこのフライをすぐに失ったてしまったので（１本はバックの障害物、もう１本はティペット切れ）、にわか釣り帝王も２時間でお終い。ぱったり釣れなった。寒くなってきたので早めに納竿。この次来るときは味をしめて、このフライをいっぱい巻いてくると思うのだが、そのときは、もうこのフライもだめなんだろうな。この釣り場は来る度に当たりパターンが変わる。管理釣り場って奥が深い。
 
 

最初は行き詰まったが最後は合計４３匹と私のレベルでは爆釣と呼べる釣果。新年早々から良い釣りをさせてもらった。この運が今年中続けば良いのだが(^_^;)