風もなく暖かい午後、石津川に久しぶりにコイを狙いにぶらりと出かけることにした。この川はとても汚いが、私の家から車で２０分足らずで手軽に釣りに行けるため気に入っている。

川に着くとコイは背鰭が見えるほどの浅瀬に定位し時々ライズしていた。左の写真のコイは橋の上から撮ったもの。浅場のコイは警戒心が強いため慎重にアプローチした。

まず白のパンフライを流すが反応がないので、インディケーターをつけオレンジのコイバグに切り替える。コイは背鰭が見えるほど浅いところにいるので、浮き下を約２０ｃｍにして、定位しているコイを狙って４回程流していたら食いついた。リールの逆転の甲高いクリック音と糸鳴り。このスリルが手軽に味わえるコイの釣りは一度覚えたらやめられまへん。最初のコイは５８ｃｍあった。

その後場所を深場に移動して、堤防の縁でライズしているコイに白のパンフライを投げて62cmをGet。このコイもかなり暴れてくれた。

３匹目の４８cmは浅場でパンフライに出た。４匹目の４０cmはライズはしているがサーフェイスフライに反応しないので、インディケーターより浮き下１０cmで水中にサスペンドさせてデッドドリフトしたら食いついた。白のパンフライで２匹、オレンジのコイバグで２匹、計４匹のコイを１時間足らずの間に釣ることができた。川は汚く魚は臭いが、６０ｃｍ級の好ゲームが近場で手軽に釣れるコイのフライフィッシングは楽しい。