以前２回行って今回で３度目なのだが、今回が最も難しかった。マスは表層でじっとして動かず、フライにもなかなか反応しない。警戒心も強く真上にインディケーターを落とすと驚いて逃げてしまう。色々フライを試して、やっと#18のミッジニンフで５０ｃｍのニジマスを１匹釣ることができた。ファイトはなかなかのもので久々に心地よいリールのクリック音を聞くことができた。しかし後が続かない。その後同じフライで立て続けに２匹かけたが、１匹は３回ジャンプした後、倒木に突っ込み、ティペットが切れてしまった。２匹目はそれほど無理もしていないのにティペットとリーダーの結び目(ユニノット)が切れてしまった！　１回目は不可抗力としても、２回目はティペットのチェックを怠ったのが原因のようだ。やはり、ティペットはこまめにチェックして、ある程度使ったら早めに交換しなければいけない。その後ミッジで１匹、エッグヤーンで２匹かけたのだがそれも途中でばらしてしまった。６匹かけて、キャッチできたのは１匹だけ。２匹ティペット切れ、３匹バラシと、結構悲惨な釣果となった。バーブレスフックは、バーブ付きと、釣果は変わらないとずっと思ってきたが、こんなことがあると自信が揺らいでくる。

*アブドメン：abdomen(腹,腹部)

昔は単にボディ と呼んでいた気がするが、ラーバやピューパを意識させる、背中の曲がったフックに巻く場合はアブドメンと呼ぶほうがかっこいいみたいだ。マッチザハッチにうるさい人と会話するときは注意しよう。