岸和田貯木場のボラ
2001/5/1
場所：
大阪府岸和田市木材町
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一年ぶりに岸和田貯木場にボラを釣りに出かけた。この時期になるといつもボラが群れている。以前は当たりフライがわからず結構手こずったが、去年チャム（撒き餌）を使う事を覚えて入れ食いを経験した。今年も同じ釣りをしようと近くのフィッシングＭＡＸで、チャム用のオキアミを買って出かけた。ボラは去年と変わらず表層で群れている。楽勝パターンと釣り始めたが、今回はチャムが効かない！ いっぱい集まって、入れ食いになるはずのボラが、チャムを無視して悠然と泳ぎ回っている。近くに投げると着水音に驚きＵターンして逃げてしまう。この魚の行動パターンは何回釣ってもほんとに解らない。
しかたなくチャムをあきらめ、泳いでいるボラをピンポイントで狙う作戦に変更した。＃１４のグローバグヤーンを刈り込んで作ったフライ（私は”ゆーれい”と呼んでいる）を、泳いでいるボラの前方約１ｍに投げる。ボラはフライに向かってゆっくり浮上してくるが、口先でチョンとつつくだけでなかなかくわえず、寸前で見切られてしまう。トラウトより難しい。熱くなる。こんな事が何度も続いてやっと５０cmのボラ３匹を釣ることができた。しかしあまり暴れない。リールを逆転させて何回かラインを持っていきはするものの、大した抵抗もせずランディングできてしまう。このサイズならフッキングと同時にあっという間にバッキングラインまで引き出して行くはずなのだが。ボラは時期や体調によりファイトの仕方が違うのだろうか？ 解らないことだらけだ。
５０ｃｍのボラ。結構かわいい顔をしている
今回の当たりフライ ゆーれい
グローバグヤーンをフレア
させた後刈り込んで作る。
